【乗車メモH9】中国バス ドリームスリーパーSuperior Class


乗  車  日:平成29年4月1日(土)
乗車区間・時刻:広島バスセンター21:50→大崎駅西口9:45
乗 車 車 両:広島200か2264(F1704) 


 大変ご無沙汰の乗車メモ。今回は高速バスを取り上げます。 ▲夜の紙屋町にドリームスリーパーグッスリスペリアークラス  17年1月に東京~大阪間に登場したドリームスリーパー第2弾。この4月に同等車両が東京~広島間に運行開始したとい うことで、ちょうど取材行の行程に組み込むことができましたので、広島発の初便に乗車してきました。  大阪便の評判が良かったり悪かったりなのでどんなものか気になっていましたが、ひとまず乗車してみましょう。 ▲前回は白基調でしたが、今回は落ち着いた黒基調の内装。そして全席個室。  初代ドリームスリーパーと同じくビニール袋を渡されるわけですが、スーパーの袋ではなく黒のすこし上等そうな袋を渡 されて乗車。車内に入ると初代は真っ白のホワイティーでしたが、2代目は黒基調の全席個室で最近のデザイナーズ風カプ セルホテルを彷彿とした内装でした。  バスセンターは余り停車時間も無く、座席を撮影したと思ったら即発車。 ▲お座席です。今回もムアツシート。  先代とは違って完全個室ということで、出入口がアコーディオンカーテンからスライドドアに。開閉時にバッタンバッタ ンうるさいのではないかと心配でしたが、閉まる寸前でゆっくりになるので気になることはありませんでした。ただ、たて つけが悪いのか、一般道を走行する際はドアのがたつきが気になるところ。イヤホンをしていたり、高速道を走っていれば さほど気になりませんでしたが…。 ▲今回はパナソニックからシャープになりました。  座席は今回もゼログラビティシートでムアツクッション。初代で慣れた(?)せいか今回はそれほど居心地の悪さを感じ ませんでした。むしろ今回の行程で疲れていたので(前夜がムーンライト最終日)、足柄までグッスリ眠ることができまし た。 ▲機器類です。おしゃれに配されています。  しばらくしないうちにバスは広島駅新幹線口に到着。何名か乗車したのちにしばらくして発車です。  発車後しばらくしてノックされたのですが、先述のドアの振動かと気づかず。良く聞いてたら交代運転士さんの御用聞き でした。 ▲装備品のご案内です。  府中から広島高速に入り、やがてバスは山陽道へ。今回はエアロクイーンということで安定した走りです。トンネルに入 ったところで気になったのが、以外とカーテンが薄いということ。カーテンが寸足らずなのか、微妙に隙間から照明の明か りがはいるので、そのあたりが若干気になりました。 ▲気づいたら富士山。  福山駅に結構遅めの時間に乗車扱い。運行初日ですがとくになにも行われた様子もなく発車。再度山陽道に乗り直して吉 備SAで休憩を取ったようですが、それにも気づかず朝6時過ぎの藤枝PAでの乗務員交代まで目覚めることはありません でした。 ▲今回も水浸し…  目が覚めたのでお手洗いへ。夜行バスによくある床下トイレになって、初代に比べてトイレへのアプローチはしやすくな った気がします。そして今回はおっかなびっくり洗浄トイレ。バスのトイレには珍しく(?)リクシルの便座でした。とり あえず洗浄トイレを使ってみましたが、水タンクが走行で揺れるせいか洗浄ボタンを押してから水が出るまで時間がかかる 印象。  そして今回もパウダールームが設置されていますが、最初どこにあるのか分からず探してしまいましたが、よくよく見る と通路最後尾のカーテンの向こう側にありました。てっきり乗務員仮眠室かと思っていたら、よく考えればSHDなので通 常通り床下で寝ておらすわなということで。  前回同様パウダールームで洗顔をしましたが、今回も水受けが小さいので周りを水浸しにしましたという…。せめて海部 のマイフローラレベルにはしてほしいなと。 ▲走行している間に都心へ…  最後の乗務員交代が海老名SA。時間にして8時15分頃。  解放休憩は昨晩の吉備だけなので外には出られません。居心地がいい個室とは言うものの、やっぱり外に出て気分転換を したいものですがそのまま発車。週末と言うことで順調にバスは進み、東京ドームシティ、大崎駅とほぼ定刻に到着しまし た。 ▲終点大崎駅に到着です。  10時間近くの長旅でしたが、疲れることなく無事に東京に到着しました。通常の高速バスよりお高いだけアルかと思いま す。同じドリームスリーパーSuperior Classを東京~大阪間で運行していますが、そちらは時間が短めなので費用対効果が 果たしてどうなのかと思いますが、東京~広島のような長距離区間であれば意義があるのかと思います。  なんにしろ、先代に比べて格段にレベルを上げてきた印象を受けたSuperior Classでした。